写真１　３日目の状態

●●初めの材料●●

ぶどう　　　　　　　　　　　　　約３０ｇ(３〜４粒　種類は問いません）　
水　　　　　　　　　　　　　　　１カップ　
強力粉（または全粒粉）　１カップ

●培養のための材料●●

強力粉（または全粒粉）　１／２カップ　
水　　　　　　　　　　　　　　　１／２カップ

（アメリカの１カップは２５０ccです。）

●●作り方●●

�@　一日目
ぶどうは軽く流水で流す程度に洗う。各粒を半分程度に切る。清潔な容器にぶどう、水、強力粉を入れよくかき混ぜる。容器、やふたは金属製のものを避ける。ふたはゆるく閉め、直射日光の当たらない暖かなところ（室温）におく。

�A　二日目
液体と生地が分離するようになり、少しだけ小さな泡が見え始める。朝晩２回かき混ぜる。

�B　三日目
さらに発酵による泡が多くなる。（写真１）アルコールとフルーツの香りがするようになる。かき混ぜてから、なるべくぶどうの粒が入らないように半量を別の容器に移す。ここに、強力粉カップ１／２水カップ１／２を加えよく混ぜる。

�C　４日目〜５日目
毎日強力粉１／２カップ、水１／２カップを加え混ぜる。発酵が弱いようなら、５日目以降もこの作業を繰り返す。これで、スターターの出来上がり。（上の写真の状態）六日目にできた酵母を使ってサワードウブレッドを作りましょう。

注意！
スターターの上澄み液は少し黄色っぽい色をしています。また、スターターはアルコール臭と酸っぱいようなにおいがします。消して臭いにおいではありません。上記のレシピで私は失敗したことはありませんが、 異臭がしたり変な色が付いているようなら初めからやり直しましょう。

●●保存と活性化●●　

サワーブレッドを作った後、残ったスターターを種菌として培養を繰り返します。
残ったスターターにカップ１／２の水を入れ混ぜた後、別の清潔な容器に移します。ここに、カップ１／２の強力粉を入れ混ぜます。この後�Cの作業を繰り返します。

スターターを保存する場合は冷蔵庫に入れます。
２週間に一度活性化させます。半量を捨て、�Cの作業を繰り返します。
冷蔵庫で保存したスターターは、�Cの作業をすることで活性化させてから使います。