|
PREPARATION
板の整形
今回使用する板はハードメイプル、板の幅が足りないので2枚接ぎ合わせます。
木目の具合を見ながらなるべく繋ぎ目が目立たないような組み合わせを探ります。
1. |
まず板の片サイドを手押しカンナで完璧なストレート、直角に仕上げ、反対側サイドはテーブルソーでカンナ掛けしたサイドと平行にします。
このカンナ掛けしたサイド同士をビスケットを用いて接ぎ合わせます。
強度的にはビスケットを用いる必要はありませんが、ビスケットを用いることにより接ぎ合わせ面に段差がつき難くなるためウッドチャックはビスケットを多用しています。
作品が出来上がった段階でビスケットが顔を覗かせるようなことがないような位置にビスケットジョイナーで溝を切ります。 |
2. |
これがビスケットをスロットにはめた状態。スロットの中も、接ぎ合わせ面にも木工用接着剤(通称イエローグル)を塗り、接ぎ合わせます。 |
3. |
接ぎ合わせたらしっかりクランプで締め付けます。はみ出した接着剤は気にしない。乾燥後スクレイパーで掻き取ります。
|
4. |
一日たって完全に乾燥し、はみ出した接着剤を掻き取ったら、自動カンナ盤で両面を滑らかに削り、所定の厚さ(今回は3/4インチ=19ミリ)にします。
|
木取りへ進む。 |