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LIE-NIELSEN TOOLWORKS
リーニールセン社を訪ねて
山々が赤く色づき始めた1998年秋、観光を兼ねて米国最北東部メイン州にあるリーニールセン社を訪ねました。
高級手作りカンナを製造するリーニールセン社は1981年にトーマス・リーニールセンによって始められ、すでに製造中止になってしまった昔の名器の復刻やオリジナルのカンナを製造しています。
ブロンズを多用したカンナはまるで芸術品のような美しさがあります。
メイン州の海岸線を走る州道1号線沿い、Warren という小さな小さな町のはずれに古びたケープコッドスタイルの工場がありました。
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工場の一角にショールームがあり、年季の入ったワークベンチの上に数々のカンナが置いてあり、自由にカンナの削り心地を堪能できるようになっています。
正直言ってどれも値段はかなり高価です。しかし、職人さんの手で一つ一つ丁寧に作られ、調整されたカンナ類はソールも完全にフラットであり、Tools(Block
Plane)のコーナーにあるような面倒な調整は必要ありません。購入すれば後は刃を研ぐだけで使用可能です。 |
この人が社長のトーマス・リーニールセンさん
会うまではもっと年配の人を想像していたのでビックリしてしまった。
気さくな人で The Amrican Woodshop のスコット・フィリップスに良く似ていました。
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お土産に買ったローアングルブロックプレーン
値段は$95-、もったいなくてなかなか実際には使えません。 |
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