2000年12月

壁の断熱にはグラスウール断熱材の一種Owens Corning 社のMIRAFLEXを使用した。 この断熱材は普通のグラスウールと異なり、非常にソフトな羽毛のようなグラスウールを使用している。そのため梱包時のかさが非常に小さく、運搬が非常に楽であり、開梱後断熱材は自然に膨らみ始め、施工したスペースに見合った厚さに自動的にフィットする。 さらに非常にソフトなガラス繊維とそれをさらに透湿性のポリ袋でカバーしてあるため "Virtually Itch Free" と表記されている。とわいえやはりグラスウール切断時には細かなガラス繊維が飛び散り、体中が痒くなる。ダストマスク、革手袋、長袖のシャツは必需品である。"Virtually" と言う形容詞の後ろには否定の意味が若干含まれいてることを納得してしまった。 巻いてある断熱材を開梱し、壁の高さよりも若干長目に切断。切断方法は希望の長さの所をまっすぐな板材で押さえつけカッターナイフで切断する。 ベーパーバリア(不透湿性のプラスチックフィルム)側を室内に向けてスタットの間にステープルで固定していく。 材の自重で若干垂れ下がり、スタッド上部に隙間ができる事を防ぐため上部に持ち上げ気味に固定すると良い。

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