|
Electric
電気配線工事
2000年11月
工房の電気は建築業者からの引き渡し時には当面の工事に必要最小限な電気容量とコンセントのみ施工してもらった。
いざ本格的に工房として使用するには容量、コンセント数ともに不足するため新たに120V、15A 回路を2つ増設し、コンセントも増やすこととした。
参考書:Black & Decker Home Improvement Library "Basic Wiring &
Electrical Repairs" ISBN 0-86573-714-2
|
最近のアメリカの家の契約電流は200A が一般的である。我が家の場合は二世帯住宅と言うことで契約電流は400A。
親世帯側にメインブレーカー及び子世帯用200Aブレーカーがある。そしてサブパネルという形で子世帯のユーティリティールームに200Aの分電盤が設置されている。親世帯にある子世帯用のブレーカーを遮断すれば子世帯側にはいっさい電気が来なくなるためDIYは比較的安全に行うことができる。
子世帯側の電源を遮断し、分電盤を開け、120V、15A のブレーカーを二つ増設する。天井から引き回した工房用の増設ケーブルに繋ぐ。
|
|
使用したケーブルは120V、20A用 (12ゲージ、3線)、この配線を天井に這わし、天井のトッププレートに開けた穴から壁内に配線する。ケーブルは約1.2メートル毎にステープルで固定する。 |
|
壁内スタッドの希望の位置に固定したプラスチック製のコンセントボックスまで配線する。ボックスはあとで施工する石膏ボードの厚身分スタッドよりもはみ出すように固定する。
ケーブルは壁からねじ、釘を打ってもケーブルに接触することのないようスタッドの真ん中にステープルで固定する。
このコンセントボックスは回路の終末ではなくさらに別のコンセントに繋がるため、天井からは2本の配線(一本は分電盤から、もう一本は次のコンセントボックスへ)が来ている。 |
|
ケーブルの被服を取り、コンセントに接続する。黒線がHot、白線Neutral、裸線がGround である。(これはあくまでも米国の基準) |
|
コンセントをコンセントボックスに固定する。
コンセントカバーは内壁の施工が終わってから取り付ける。 |
|