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入り口ドア製作、取り付け

2001年4月〜5月


工房とガレージ間のドアは建築業者にはラフオープニング(開口)だけを施工してもらい、ドアは自分で施工することとした。
冬の寒さを考えるとこのドアはどうしても断熱ドアである必要があるが、雨に濡れることもないのでエクステリア仕様である必要はない。
大型機械や大型家具の搬出入を考えラフオープニングの間口は194cm と大きく取ってあり、両開きの2枚ドアを施工する必要がある。
既製品の断熱材の入った両開き2枚ドアは業務用のエクステリア仕様のユーティリティードアとなり、非常に高価である。結局このドアも自作することとした。
まず、ラフオープニングにJamb (脇柱)を取り付ける。ドアはこのJamb にHinge(蝶番)を介して取り付けられる。Jamb は両側とも垂直になるようShim(詰め木)で調整してFinish nail で固定する。

ドアまわりのTrim (飾り縁)も同時に施工してしまったが、これは早まった。Trim はドアを取り付けてから施工したほうが作業がしやすかったと思う。

いよいよドアの製作である。 まず、ドアのサイズに1/4インチ(約6mm) にカットした内装用合板の外周に断熱材の厚さと同じ幅にカットした1x材をフレームとして木工用接着剤とBrad nail で固定する。また、ドアノブ、鍵を取り付ける位置にも断熱材と同じ厚さの木材を固定する。

断熱材となる厚さ2インチ(約5cm)のスタイロフォームを先ほど作製したドアの内側にピッタリとなるようカットし接着剤で合板に固定する。

その上からもう一枚1/4インチ厚の合板を重ね接着剤とBrad Nail で固定する。このドアを2枚作製する。

スタイロフォームはあまり深いことを考えず、厚いほうが断熱性能が高いだろうと言うことで厚さ2インチのものを選んだ。しかしいざドアの製作に取りかかるとこの非常に厚いドアに合うドアノブが見つからない。そのためドアノブの部分を一般的なドアの厚さ(約3.5cm)となるよう一部ルーターで彫り込みを入れることになった。直径約10cm の穴を開けたテンプレートを作製し、そのテンプレートに沿ってMortising Bitを使用し、ドアに彫り込みを入れた。

これが彫り込んだ後。

ドアノブ及び鍵を取り付ける穴をドリルで開ける。

ノブの付かない側のドアは床とドア枠に固定するためのRecessed Bolt(埋め込み式のピン)を取り付けるための彫り込みをルーターで入れる。

Hinge (蝶番)を取り付けるための彫り込みをルーターで加工する。まず、ドアの高さにカットした1x4 材の3箇所ににHinge と同サイズに切り込みを入れたTemplate を作製し、このTemplate に沿ってMortising Bitを使用してHinge の厚さの彫り込みを入れる。

これが彫り込みにHinge (蝶番)をはめたところ。このHinge は角が丸くなっていて、ルーターで加工した彫り込みにピッタリ合うようになっている。ルータービットの経に合わせてこの角の丸みにも様々な種類がある。

ドアに使用したものと同じTemplate を使用し、ドア枠のJamb (脇柱)にも Hinge 取り付けようの彫り込みを加工する。このTemplate を使用することによりドアと脇柱の同位置にHinge を取り付けることが可能となる。ドアと脇柱それぞれにHinge を木ネジで取り付けヒンジをピンで固定する。

ドアをペイントし、鍵とノブを取り付ければドアの完成である。


 

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