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カンナ刃の砥ぎ

こちら米国でも日本の鋸と砥石はポピュラーです。
ウッドチャックも最初は日本の合成砥石(荒、中、仕上げ)3種類を揃えましたが、特に合成の荒砥石というのは非常に柔らかいんですね。二擦りするともう砥石が磨り減って平面が崩れる。そのたびにまた砥石の平面を出しているといつまでたっても刃は砥げない。
「こりゃだめだ。」ってわけで購入したのが右のダイヤモンド砥石。これは大正解でした。ほとんど磨り減らない。これで簡単に刃の裏が出る。中、仕上げ砥石の平面出しもダイヤモンド砥石と擦り合わせれば簡単です。
さて、このダイヤモンド砥石、厳密には完全な平面ではありません。でも荒砥ぎには十分。
まずは右の写真のように刃の裏を砥ぎます。最初はダイヤモンドの荒砥石で完全に平面になるまで、次に中砥ぎ、最後に仕上げ砥ぎ。ピカピカのミラーのようになります。

次は刃表、これを研ぐのに左の写真のようなホーニングガイドが便利です。
写真のガイドは英国スタンレー製。特徴はスポークンシェーブのような長さの短い刃も砥げること。ガイドに刃の角度を決めるゲージが内蔵されていること。

この写真はベリタス社のホーニングガイド。今ウッドチャックが一番気に入っているホーニングガイドです。
特徴は角度設定用のジグがついているので角度設定が簡単。(15、20、25、30、35度)
マイクロベベル(刃先を数度だけ余計角度をつける二段砥ぎ)が可能。これは広葉樹などの硬い木を扱う場合に重要になります。
腕のないウッドチャックにはこういったジグが欠かせません。

刃をガイドにセットし、裏の時と同様、荒→中→仕上げと砥いでいきます。最後に刃の裏側に出たバリを仕上げ砥石で除いて完了です。 砥ぎ終わったらすぐに水分を拭きとり、錆びないように油を塗ります。
以上で刃の砥ぎは終了です。試しに腕の産毛を剃ってみてください。剃刀のように産毛が剃れるはずです。
錆びないように油を塗り、カンナに組み付けます。
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